血糖値の上昇を抑える5つの技

 血糖値の上昇の仕方は、食べ方や食べる順番で変化するもの。

 まずは以下の5つのポイントを意識してみましょう。

 

 〇調理次第でGI値は下がる

   ゆでる、揚げる、皮つきのまま調理など、調理方法がGI値とGL値に影響します。

   たとえばじゃがいもは、生の場合は 66、ゆでると49

   フライドポテトにすると70GI値が変化。

   ゆでるとGI値が下がる傾向があるため、野菜を調理する際に意識してみてください。

   GL値を下げる調理方法はインターネット上でもあまり見かけませんが、

   GI値を下げる調理方法と同様のものを活用して良いでしょう。

 

 〇食べる順番は食物繊維が多いものから

   食物繊維の多いものから先に食べると、糖質の吸収がおだやかになって

   血糖値の急上昇を抑えてくれます。

   ただし、味つけに糖分を多く使った料理は血糖値が上がりやすい傾向が。

   野菜の味噌汁など、糖分が少なく食物繊維が多い料理からいただきましょう。

 

 〇時間をかけてよく噛む

   よく噛んで食べることで、血糖値の急上昇を抑制。

   満腹感が早く得られ、食べ過ぎも防いでくれます。

   忙しいときもできるだけ食事の時間をしっかり取り、よく噛んでいただきましょう。

 

 〇どうしても食べたいときはガマンしない

   血糖値コントロールのために糖質制限をする、と固い決意を持っても、

   ときには食べたくなりますよね。

   ガマンしすぎると、かえって反動でドカ食いしてしまうことも。

   どうしても食べたいときはガマンしすぎなくて大丈夫。

   ただし、その日の夕食や翌日の食事で調整するなどして、バランスをとりましょう。

 

 〇サプリメントなども活用して食事を楽しむ

 

   ガマンせず食事を楽しみたい、お付き合いでどうしても糖質制限が難しい

   という場合もありますよね。

   そんなときには、糖質の吸収を抑えるサプリメントを活用するのがおすすめ。

   外出先にも持っていきやすいので、

   外食が多い人も食前に飲むだけで糖質の吸収をコントロールできます。