糖質OFF(糖質制限)ダイエットでは痩せないと悩んでいる人の多くが、
身体の仕組み・痩せる理由を理解しないまま、
闇雲に糖質制限ダイエット(糖質オフダイエット)を実践しているようです。
どうして太ってしまうのか、痩せない理由をきちんと理解できれば、
納得して取り組むことができ、効果も出やすくなりますので、しっかり確認しましょう。
(1)血糖値が上がるとなぜ太る?
人の生命維持や身体活動に欠かせない3大栄養素は、
炭水化物・タンパク質・脂質で、炭水化物の一部に糖質が含まれます。
糖質はたんぱく質や脂質と比較して、
摂取したときに血糖値が急激に上昇するのが特徴です。
例えば、糖質過多の食事やおやつを食べ、
糖が分解されぶどう糖になり血液に流れると、
上昇した血糖値を下げるために、
インスリンというホルモンが多く分泌されます。
インスリンは血糖値を下げる働きをする反面、
脂肪を体内にため込み脂肪の分解を妨げる性質があるのです。
そのため、「血糖値を上げすぎると太りやすく」なってしまいます。
また、インスリンが大量に分泌されると血糖値が急降下し、おなかがすぐに空いてしまい、
また食べてしまい結果太りやすくなります。
これが糖質を取りすぎた時に太る仕組みです。
(2)糖質OFF(糖質制限)で痩せやすい体に
人体にとってのエネルギー源である脂肪と血糖を比較すると、先に消費されるのは「血糖」です。
糖質制限をすれば血糖値は上がらず、エネルギー源として脂肪が消費されやすくなるため、
結果的に太りにくくなります。
また、
ダイエットをするためには、
摂取カロリーを上回るように消費カロリーを増やすことが必要です。
つまり、
摂取カロリー < 消費カロリー の関係することが大切。
炭水化物はカロリーを高める傾向にあるので、
糖質制限によって炭水化物を摂取しなければ、
自然と摂取カロリーを抑えることにもつながるため、
より痩せやすくなります。