ここでは、どの程度糖質OFF(糖質制限)をすればいいの?ということを説明しますね!
目的や生活スタイルによって1日に摂る糖質量を決めましょう。
ここでは、まず財団法人高雄病院理事長の江部医師が提唱する「糖質制限食」を紹介します。
(1)糖尿病患者に「スーパー糖質制限食」
一日3食すべてで主食を抜くというスタイルを徹底して、糖質摂取を控え、
一日を通して食後高血糖を防いでいくというものです。
一日あたりの総糖質摂取量は30~60gを目安としています。
(2)ダイエッターに「プチ糖質制限食」
一日1食、夕食だけ主食を抜いたりするなど緩やかなダイエット法です。
考え方は一日あたりの総糖質摂取量を110~140gとして、
一日で摂る主食を茶碗2~3杯を目安にするというものです。
ちなみに、一日2食の主食を抜くダイエットとして「スタンダード」
(3)緩い糖質制限を設定する「ロカボ食」
これは、北里大学北里研究病院の山田悟医師が提唱している糖質制限食で、
厳格な血糖コントロールよりも、
緩やかな糖質制限で病気の予防や健康維持を目指す実践法です。
山田医師の理論は糖質制限の中でも
緩やかに糖質(カーボ)を低く(ロー)抑えることから
「ロカボ(低糖質)食」と呼ばれます。
ダイエッターや健康志向の高い方の間で、
「長く続けられ、無理なく痩せられる」と話題になってます。
その実践法は一日3食のうち一食あたりの糖質量を20~40gとし、
間食を一日あたり10g、一日の総糖質摂取量を70~130gにすると定義しています。
血糖を徹底して上げない事よりも、糖質摂取量を減らせる程度の緩い糖質制限を設定して、
毎日続けることによって体脂肪が減っていくとしています。
すぐに結果を出したい、試してみたいという方は「スーパー」、
人付き合いもあるので3食のうち1食は・・・という方は「スタンダード」、
結果は出したいけど主食が大好物で食べたいという方は「プチ」、
実践して結果を出した後の現状維持や健康維持が目的なら「ロカボ」、
このような考え方で「糖質OFF (糖質制限)」を始めてみましょう。
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